林家こん平

(はやしやこんぺい)
落語家。人気テレビ番組「笑点」において、放送開始当初からの大喜利メンバーとして長期に渡り出演していたことで有名。お馴染み「チャラーン」の挨拶でもお茶の間の人気を博した。落語協会理事・相談役などの要職も歴任。

出演したテレビ番組には、上述の「笑点」を代表として、「紅白なんでも合戦」「あなたがえらぶチャレンジショー」「60分笑いっぱなし!!」「初詣!爆笑ヒットパレード」「金曜夜席」「売込みハート作戦」「笑っていいとも!」「クイズダービー」「スターチャレンジ!!」「探偵!ナイトスクープ」「ふるさと日本のことば」「番組対抗かくし芸大会」など、多数。

テレビドラマにも出演しており、その作品には、「窓からコンチワ」「新・座頭市」「プレイガール」「人形佐七捕物帳」など。映画では、「涙の季節」「生徒諸君!」「君は恋人」など。

また、ゴルフ用品のチェーンストアを展開する株式会社二木ゴルフのテレビCMへの出演は、とみに有名。そのほか、日本電気ホームエレクトロニクス株式会社、三菱マヒンドラ農機株式会社、株式会社木曽路、スズキ株式会社、まるか食品株式会社など、数々の著名企業におけるテレビCMでも活躍した。

著書に、「チャランポラン闘病記 – 多発性硬化症との泣き笑い2,000日」など。

2004年に、声帯に関する疾病を患ったことを理由に、長年出演してきた「笑点」を休業。当初は、あくまで復帰することを前提に、代役として林家たい平が出演していたが、のちに多発性硬化症と診断されていたことなどが公表され、結果としてはそのまま降板となってしまった(林家たい平がそのままレギュラーメンバーに昇格)。

その後、糖尿病の悪化など健康状態に悩まされながら、日本テレビ系列で毎年放送されている「24時間テレビ」に車椅子姿で登場するなど、たびたびメディアに顔を出していた。以後も小脳梗塞の発症のために緊急入院するなど予断を許さない状態が続いていたが、数ヵ月の余命宣告を受けた時点で終末医療を選択、自宅での療養生活に入った。

東京都豊島区にある自宅にて死去。死因は、誤嚥性肺炎であった。77歳。

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