チック・コリア

ジャズピアニスト・ミュージシャン・作曲家・キーボーディスト(アメリカ)。世界を代表するジャズピアニストとして広くその名を知られている。

4歳からピアノを始め、高校卒業後、アメリカ合衆国のニューヨークに本部を構える名門音楽大学「ジュリアード音楽院」に進み、本格的にミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた。着々と経験を積みながら、卓越した演奏テクニックを武器に多くの著名ミュージシャンとも共演を果たし、ほどなくしてトップアーティストとして高い評価を得るようになる。

特に、1970年代前半に立ち上げたフュージョンバンド「リターン・トゥ・フォーエヴァー」にて発表した楽曲「スペイン」などが有名。そのほか、「チック・コリア・エレクトリック・バンド」「チック・コリア・アコースティック・バンド」「チック・コリア&オリジン」など、多数のバンドを結成、幅広い活動を展開した。

主な発表アルバムには、「トーンズ・フォー・ジョーンズ・ボーンズ」「ザ・ソング・オブ・シンギング」「マイ・スパニッシュ・ハート」「シークレット・エージェント」「フレンズ」「スリー・クァルテッツ」「チルドレンズ・ソングズ」「星影のステラ」「過去、現在、未来」「ランデヴー・イン・ニューヨーク」「デュエット(日本のジャズ・ピアニストである上原ひろみと共演)」「トリロジー」「ザ・スパニッシュ・ハート・バンド」「エレクトリック・チック」「サークリング・イン」「パリ・コンサート」「ライト・アズ・ア・フェザー」「ミュージックマジック」「ザ・コンプリート・コンサート」「アイ・オブ・ザ・ビホルダー」「ビニース・ザ・マスク」「トゥ・ザ・スターズ」「インサイド・アウト」「ラウンド・ミッドナイト」「スタンダーズ・アンド・モア」「チック・コリア&オリジン」「チェンジ」など、枚挙に暇がない。

死因は、癌であった。79歳。「ごく最近見つかった珍しい形態の癌」と発表されている。

タイトルとURLをコピーしました