パルト小石

(ぱるとこいし)
マジシャン。本名は小石至誠(こいししせい)。笑いを交えながらマジックを行うマジシャンコンビ「ナポレオンズ」メンバー。「ナポレオンズの背の低い方」として、相方であるボナ植木(ぼなうえき)が行うマジックをトークにて盛り上げる役を主に担当する。落語家・タレント・俳優である春風亭昇太らと共同で、東京都・三軒茶屋にある飲食店「BAR CLOSED」の経営者も務めていた。日本奇術協会広報委員長でもある。

1977年のプロマジシャンデビュー後、初代引田天功の内弟子となるなどしながらステージに上がり、腕を磨いていった。その後、アジアを始め、アメリカ・アフリカ・ヨーロッパなど、海外における各国での公演も行いながら認知を拡大し、「笑点」「マジック王国」などのバラエティ番組に頻繁に呼ばれるようになった。

受賞歴に、 文化庁芸術祭 演芸部門優秀賞、日本クロースアップマジシャンズ協会「JAPAN CUP マジシャン・オブ・ザ・イヤー」など。

死因は、肺炎であった。69歳。2年程前に急性リンパ性白血病を発症し、再発や臍帯血移植を経験しながら闘病生活を送っていたものの、肺炎のため再入院、ほどなくして亡くなった。

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