久保俊治

(くぼとしはる)
猟師・ハンター。特にヒグマ猟師として名を馳せ、日本一のテクニックを持つ屈指の名猟師として称えられている。ハンティングに関する技術などを学べる「アーブスクールジャパン」の校長も務めた。

北海道小樽市出身。幼少時代より父とともに山の中で遊んで暮らし、1967年、成人となった20歳のときに狩猟免許を取得。以後、半世紀以上に渡って数多くのシカやヒグマを捕獲してきたほか、1975年にはアメリカ合衆国に渡り、現地のハンティング学校アーブスクールで学んだのちにプロハンティングガイドとなるなど、国際的な活躍も見せた。翌1976年に帰国してからは、北海道道東地方の標津町(しべつちょう)にて牧場を経営しながら、単独でハンティングを続けた。

著書に、山に籠り、単身で自然やヒグマなどと向き合った体験を記した「羆撃ち(くまうち)」や、自身の狩猟テクニックを綴った「羆撃ち久保俊治 – 狩猟教書」などがある。

北海道標津町にある自宅にて死去。76歳。死去の事実は、葬儀などが近親者によって執り行われたあと、亡くなってから8日ほどが経過したのちに明らかとなった。

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