植木繁晴

(うえきしげはる)
元サッカー選手・監督・指導者。群馬県伊勢崎市に本拠を構える上武大学の教授、およびサッカー部監督。現役時代は、MF(ミッドフィルダー)やFW(フォワード)のポジションを務めていた。Jリーグのベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)の元監督としても知られ、のちに世界的な選手に成長した元日本代表の中田英寿らを指導したことでも有名。

神奈川県川崎市生まれ。日本大学を卒業後の1977年、日本サッカーリーグ(JSL)のフジタ工業(湘南ベルマーレの前身)に加入し、2度の天皇杯制覇や3度のJSL優勝に貢献。日本代表も経験し、国際Aマッチ1試合に出場した。1987年シーズンを最後に現役を引退。その後はコーチやサテライト監督などを経て、1996年からベルマーレ平塚(フジタ工業から名称を変更)の監督に就任。中田英寿を始め、DF(ディフェンダー)で元韓国代表の洪明甫や、GK(ゴールキーパー)で元日本代表の小島伸幸らを育てた。2004年にはザスパ草津(現在のザスパクサツ群馬)の監督に就き、代表取締役社長やGM(ゼネラルマネージャー)なども歴任した。さらにその後、2014年からは上武大学のサッカー部監督を務めていた。

群馬県前橋市にある病院にて死去。死因は、病気とされているが、詳しい病名などは不明。69歳。近年は闘病生活を送っていたという。

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