畑嶺明

(はたみねあき)
脚本家。元々は、「島津元」の芸名で活動する俳優で、現在は角野卓造が代表を務めている文学座などで活躍していた。TBS系列のテレビドラマ、木下恵介アワー「兄弟」などにも出演歴がある。

その後、俳優から転身して脚本家となり、代表作となる「キッズ・ウォー」シリーズの他、「太陽にほえろ!」「毎度おさわがせします」「アナウンサーぷっつん物語」など数々のヒット作を世に送り出し、民放各局からヒットメーカーとして重宝された。なお、「毎度おさわがせします」「アナウンサーぷっつん物語」には、脚本家である本人役として出演も果たしている。

その他に脚本を手掛けた作品として、「若い!先生」「俺たちの旅」「俺たちの勲章」「ゆうひが丘の総理大臣」「あさひが丘の大統領」「姿三四郎」「元気です!」「気になる天使たち」「噂の刑事トミーとマツ」「ある晴れた日に」「くたばれかあちゃん!」「どっきり双子先生」「妻たちの危険な昼下り」「激愛・三月までの・・・」「寝ぼけ署長」「ママ、大変だァ!」「夏・体験物語」「妻たちの課外授業」「妻たちの初体験」「恋人も濡れる街角」「料理恋物語」「離婚請負人」「コピー室より愛をこめて」「同窓会に来た女」「恋人の歌がきこえる」「夏休み別荘物語」「ミニパトより愛をこめて」「おじいちゃんの初恋」「お家が、どんどん遠くなる!」「湯けむり仲居純情日記」「ママたちの受験戦争」「ミニパト婦警の事件簿」「職員室」「素晴らしき家族旅行」「こいまち」「幼稚園ゲーム(シリーズ)」「ことぶきウォーズ」「湯けむりウォーズ」などがある。

また、舞台の脚本も手掛けており、その作品には、「グッド・ファミリー」「家族ウォーズ」「神様がくれた贈り物」「生きている!」「練馬版・父帰る」「明日がある!」などがある。

著書に、「学校を笑っちゃえ!毎朝がユーウツなキミへ」など。

自宅にて死去。死因は、老衰であった。80歳。

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