（きむらひとし）
政治家・元参議院議員。元消防庁長官。所属政党は、自由民主党。旭日重光章受章者。
東京大学を卒業後、1958年に自治省（現・総務省）に入省。行政局振興課長や行政局行政課長を経て、1984年に静岡県の副知事に就任。さらに、自治省大臣官房審議官、自治大学校長、行政局長を歴任の上、1989年より消防庁長官を務めた。
その後、野村総合研究所参与、東海大学非常勤講師などを経て、1998年の参議院議員通常選挙に熊本県選挙区より出馬、初当選を果たす。以後、参議院議員を2期務め、小泉純一郎内閣総理大臣（当時）の下で国土交通大臣政務官や、安倍晋三内閣総理大臣・福田康夫内閣総理大臣（共に当時）の下で外務副大臣などを務めた。さらに2010年には、自由民主党両院議員総会長に就任した。
その他、自民党熊本県連会長、財団法人「創造くまもと」代表理事なども歴任。
著書に、「八十年代の行政管理」「都市からの出発」などがある。
神奈川県川崎市にある病院にて死去。死因は、敗血症であった。89歳。
