林家小染(5代目)

(はやしやこそめ)
落語家。吉本興業に所属する上方落語家として知られている。三味線奏者・落語囃子方である入谷和女の元夫。落語家である林家染八の父。上方落語協会会員。

大阪府大阪市に生まれ、お笑い好きが高じて高校時代より落語研究部に所属。1982年、四代目林家小染に入門し、林家染八として落語家としての活動を開始。1996年に五代目となる林家小染を襲名。純大阪弁による語り口が持ち味で、「酔い亭主」「試し酒」「尻餅」「くっしゃみ講釈」などを得意とした。弟子に、2011年に入門した実の息子である林家染八がいる。

受賞歴に、NHK新人演芸大賞(1992年)、国立演芸場花形演芸大賞(金賞、1993年)、咲くやこの花賞(1994年)などがある。

大阪府大阪市にある病院にて死去。死因は、病気(持病の悪化)とされている。61歳。近年は健康状態に不安を抱え、闘病生活を送りながら高座を務めていた。2024年2月の京都公演が最後の高座となってしまった。

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