渡辺文男

(わたなべふみお)
ジャズドラマー・ミュージシャン。サキソフォーン(サックス)奏者である渡辺貞夫、およびジャズシンガーであるチコ本田の弟。栃木県宇都宮市出身。

第二次世界大戦後の日本におけるジャズ界を支えてきたミュージシャンの1人。兄である渡辺貞夫のバンドのメンバーとして活躍する傍ら、自らもバンドを組み、楽曲やアルバムを発表した。

主な発表曲に、「Pit Inn」「Diane」「Here There and Everywhere」「I Thought About You」「All Blues」「Up Over and Out」「Blowin’ The Blues Away」など。

アルバムに、「FUMIO」「グルーヴィン・ハイ」など。また、ドラマーとして参加した兄である渡辺貞夫のアルバムには、「イベリアン・ワルツ/サダオ&チャーリー(Iberian Waltz)」「ウィー・ガット・ア・ニュー・バッグ/サダオ&チャーリー・アゲイン(We Got A New Bag)」「サダオ・プレイズ・バカラック・ビートルズ(Sadao Plays Beatles And Bacharach)」「チャーリー・パーカーに捧ぐ(Dedicated To Charlie Parker)」「パストラル(Pastoral)」「ソング・ブック(Songbook)」「ライヴ・アット・ジャンク(Live At The Junk)」「オープン・ロード(Open Road)」「ケニヤ・ヤ・アフリカ(Kenya Ya Africa)」などがある。

死因は、肺炎であった。85歳。

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