屋山太郎

(ややまたろう)
政治評論家・コラムニスト。一般社団法人日本戦略研究フォーラム会長。そのほか、公益財団法人国家基本問題研究所理事、公益財団法人日本財団評議員、一般財団法人日本教育再生機構代表発起人、公益財団法人社会貢献支援財団理事、国家公務員制度改革推進本部・顧問会議委員などの要職を歴任した。保守派の論客として様々な活動を行い、行政改革に尽力した人物として有名。

福岡県福岡市に生まれ、宮城県仙台市に本拠を構える東北大学を卒業後、1959年に株式会社時事通信社に入社。政治部記者、イタリア・ローマ特派員、編集委員兼解説委員などを経て、政治評論家となる。鈴木善幸内閣総理大臣(当時)の下で1981年に発足した第2次臨時行政調査会では、日本国有鉄道(国鉄、現在のJR)の分割・民営化を推進するなど、行政改革に向けて積極的な活動を展開した。

また、2022年7月に銃撃によって亡くなった安倍晋三元首相を支持していたことでも知られ、2012年には「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」を発足させるなど、総裁選への出馬要請を行っていた。

著書(共著を含む)に、「ぶったたく!日本の病根」「日本の政治はどう変わったか」「責任者、出てこい」「コメ自由化革命」「世直し減税革命」「怒れ!日本人」「屋山太郎のやさしい政治塾」「私の喧嘩作法」「道路公団民営化の内幕」「自民党橋本派の大罪」「それでも日本を救うのは安倍政権しかない」「小泉純一郎宰相論」「安倍晋三興国論」「安倍外交で日本は強くなる」「日本の進路を問う」「父は子に何ができるか」「靖国問題と中国」「日本を蝕む人々」などがある。

神奈川県横浜市にある自宅にて死去。死因は、肺気腫であった。91歳。死去の事実は、近親者によって葬儀などが執り行われたあと、亡くなって9日ほどが経過してから親族によって明かされた。

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