國定浩一

(くにさだこういち)
経済評論家。大阪学院大学・大学院教授。そのほか、大和銀総合研究所(現・りそな総合研究所)社長・会長、毎日放送番組審議会委員、大阪府行財政改革有識者会議委員、大阪学院大学野球部部長、関西経済同友会海外交流委員会共同委員長なども歴任した。専門は、関西経済、および日本経済である。なお、常用漢字外である「國」を使用せず、「国定浩一」と表記されることも多い。

東京大学を卒業後、大和銀行(現・りそな銀行)に入行。1995年にアメリカ合衆国で発生した経済犯罪事件「大和銀行ニューヨーク支店巨額損失事件」では、役員の1人(専務取締役)としてアメリカからの撤退を指揮するなど、最終的な処理を担当した。

東京生まれだが、幼少時代に大阪府泉北郡高石町(現在の高石市)に転居し、大阪府で育つ。メディアなどでは「虎のエコノミスト」とも称され、プロ野球・阪神タイガースの熱狂的なファンとして知られる。トレードマークは、阪神タイガースのロゴをあしらったネクタイやスーツで、ユーモアにあふれたトークで人気を博した。2002年には、ファンが高じて、井坂聡が監督を務め、元プロ野球選手である長嶋一茂が主役を演じた阪神タイガースがテーマの映画「ミスター・ルーキー」に阪神タイガースファン役の1人として出演を果たしている。

出演したテレビ番組には、「たかじんのそこまで言って委員会」「ウェークアップ!ぷらす」「情報ライブ・ミヤネ屋」「あさパラ!」などがある。

著書に、「阪神ファンの経済効果」「阪神ファンの経済革命」「阪神ファン式 人生の法則 – 感動が成功を生む」など。新聞への連載には、「まいど、なにわ経済余話」「十字路」「紙面批評」などがある。

病院にて死去。死因は、病気とされている。83歳。病名などの詳しい情報は公表されていない。

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