平林鴻三

(ひらばやしこうぞう)
政治家・自治官僚。元鳥取県知事。元衆議院議員(5期)。郵政大臣を務めたことでも知られている。所属政党は、自由民主党。旭日大綬章受章者。

鳥取県岩美郡福部村(現在の鳥取県鳥取市福部町)に生まれ、東京大学を卒業後、1954年に自治省へ入省。同省退職後、1974年に鳥取県知事選挙に出馬して初当選を果たすと、以後3期9年間に渡って務めた。1983年には衆議院議員総選挙に自由民主党公認で鳥取県全県区より立候補。見事に当選を果たし、国政に打って出ることとなった。衆議院議員を5期務める間、2000年には森喜朗内閣総理大臣(当時)の下で郵政大臣に任命され、初入閣を果たす。6期目を目指して2003年の衆議院議員総選挙に比例中国ブロックより出馬するも落選、政界から引退することとなった。

自宅にて死去。死因は、心不全であった。93歳。死去の事実は、現・鳥取県知事による定例記者会見にて、亡くなってから1週間後に明らかとなった。

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